永遠に今日をやり続けるなら何をしますか。【土間つづ映画祭】
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2月1日(金)
小さい犬か太った猫が飼いたい。みんなの縁側 王丸屋トオルです。
王丸屋店主のトオルが独断と偏見で勝手に映画を表彰する【土間つづ映画祭】のお時間です！
今日の映画はこちら！
「恋はデジャ・ヴ」（’93 アメリカ）
あらすじ
人気気象予報士フィル・コナーズは仕事仲間とともに、毎年2月2日に行われる田舎のお祭りグラウンドホッグデーを取材するため、とある町に滞在していた。フィルにとってこの田舎行事の退屈さは耐え難く、嫌々ながら一日を終え、やっと都会への帰途に着いた途端、天候の急変により、町の宿に泊まることになった。
ところが翌朝、フィルが目を覚ますと、その日はまたしても2月2日のグラウンドホッグデーであった。フィルは昨日と同じ振る舞いを繰り返す人々や仕事仲間に既視感を覚えつつ、2度目の取材を終えるが、翌朝もまた同じ2月2日が繰り返される。理由も分からず時間のループに留め置かれ、天候のためパンクスタウニーの町を出ることもできないフィルは、トラブルを起こし警察に逮捕されるが、やはり翌朝も同じ宿のベッドの上で2月2日を迎える。
フィルは、前日の失敗をなかったことにして何度でもやり直せるという自分だけの特権を活用し、町の人々のプロフィールや1日の行動を調べていく。そうして得た情報を用いて行きずりの異性を口説き落としてみたり、犯罪を成功させて大金を得たりしながら満足を得ようとするがーーー。
wikipediaより要約
まぁ、、、僕の大好きな時間モノですね。
主役はゴーストバスターズでもお馴染みビル・マーレイ。
いいよねビル・マーレイ。
ビル・マーレイ出てるってだけでなんかその映画観たくなる感じないですか？
てかビル・マーレイって口に出したくないですか？ビル・マーレイ。静まーれい。
監督もゴーストバスターズの眼鏡のメンバーでお馴染みハロルド・ライミス。ゴーストバスターズの時は実は主役級でありながら、その脚本を書いてたのも彼でした。
彼は数年前に亡くなってしまいましたね。
女性の新ゴーストバスターズ（'16）で銅像として出てて嬉しかったね。
それはさておき、
この「恋はデジャ・ヴ」には、
土間つづ映画祭からは、
「邦題が邪魔しすぎで賞」
を授与します！
「恋はデジャ・ヴ」
たしかに「恋」要素も「デジャヴ」要素もそりゃああるんですが、
例えていうと「STAR WARS」に「僕とパパの宇宙大ゲンカ」って邦題つけるようなもん。
いや、そうだけどさ。って。
映画の雰囲気に合わせろやい。
まあ90年代だから仕方ない。
一応ジャンルはコメディ。
コメディになってるんだけど、ぼくは全くコメディに感じなかった。
もちろん面白いシーンは多々あるんだけど、だんだんと時間を繰り返して“しまう”事の重大さに恐怖を感じていく主人公と、またさらに最後の方の表情を見ると、心の中の痛みが伝わってくる気がしてくるのだ。
頭をガーーーッて揺さぶられた感じになった後、パッとくる空虚な感じがなんとも言えない。
しかし、
こんな感じが全くタイトルやジャケットから伝わってこない。
💖恋はデジャ・ヴ💖
もったいない。
ビル・マーレイの伝家の宝刀“最初嫌な男なんだけど、いろいろなことがあるうちに段々といいやつになっていくシリーズ”の１つです。
だんだんと彼が大切なことに気がついていく様子は、お決まりのパターンですが、心が温かくなっていきます。
ちなみに原題は『Groundhog Day』。
グラウンドホッグデー。
映画の中のお祭りの名前ですね。
みなさんも是非お時間あるときに、Groundhog Day観てみてください。
