俯瞰。
※今日の写真は日記の内容とは関係ないです
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2月13日(水)
スマホのヒビ割れが短いスパンで少しずつ広がっていきます。もはやアートの様相。「しだれ柳」という作品名をつけました。どうも【みんなの縁側 王丸屋】トオルです。
人間いきなり限界に追い詰められたらこんな事考えるんやなって話なんですけど。
あれは僕が確か大学四年生の時の話。
日頃からそんなにある方でもないのですが、特にお金が無い時期がありまして。（おい誰が今もないやんけ、かい。）
いやまじでそん時奇跡的に無くて、ほんと次のお金が入る予定の日まであと2週間、残金200円とかそんなレベルの話でした。
家では卵とニラ抜きのチヂミを作って食べていました。今考えると、もうそれただの小麦粉を平べったくしたやつを胃にいれる儀式。もはや平べったくする手間は何？
見兼ねた同級生が魚を焼いてくれたのもいい思い出です。
でもまああまりにもお金なくて、これはもういろんな人にこの状況を話す事でそのツラさを発散するしかないなと、結構いろんなところでその話をしていました。
ぼく当時、勉強会中のママたちの未満児の子ども一時預かりみたいなバイトやってたんですね。多目的ホールとかで数人で。
そのバイト行った時もおばさま方にいつも通りそのエピソードトークをしたら、リーダー的おばさまが「あまりに可哀想だから、いいよ。バイト代先払いしてあげるからなんか食べり。」となんとその場で4000円くれました。
いやまじかと。
そんなつもりはマジで全くなかったけどいやマジでマジなのかと。
「本当にありがとうございます。これで米が買えます。」
人の優しさに触れ、ぼくは少し浮かれて帰路につきました。
「いやー世の中本当に良い人がいるんだな。
よしっ原付に乗って帰ろう。ブーン。🛵
それにしても真剣に話すと伝わるものがあるなぁ。
うれしいなぁ。
何食べようかなあ。
大事に使わないとなぁ。
4000円あったら結構なんとかなるなぁ。
まず帰りにこのままスーパーに寄っ 」
🚔「はいちょっとその原付停まってもらえるかなー。はい左に寄ってー。」
🛵
🚔「えーっと。前の車に普通に付いて走ってたよねー。前の車の中のスピード分かる？48キロ。これ原付の法定速度18キロオーバー。あと２キロで20キロオーバーだったからね。免停になる所だったよ危なかったねー。はいこれ。早めに振り込んでね。」
スッ
『罰金7000円』
それを見て、当時の僕はこう思いました。
…
…
あー
今日の日記おもしろいの書けそうだな。
〜「人間いきなり限界に追い詰められたらこんな事考えるんやなって話」完〜
